鍼灸院の集客は難しい?おすすめのマーケティング施策7選を紹介

  • 2023年1月5日
  • 2023年1月17日
  • 未分類
  • 194View
  • 0件

整骨院や整体院、カイロプラクティックなどの競合する施設が増えたため、鍼灸院の集客も難しくなりました。

そのため、次のように考える鍼灸院の経営者も多いのではないでしょうか。

「以前よりも、新しく来院する人の数が減った」

「集客を頑張ってもうまくいかない…」

しかし、安心してください。鍼灸の魅力をうまく伝えると、集客が成功して繁盛させることも可能です。

今回は、鍼灸院の集客を成功させるためのポイントを解説します。さらに鍼灸院におすすめのマーケティング施策を7つ紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

\ホームページ集客に関するオススメ情報が満載♪/

鍼灸の魅力を伝えると、まだまだ集客できる

集客に悩む鍼灸院は鍼灸の魅力を近隣の人々にうまく伝えられると、まだまだ集客できる可能性があります。

鍼灸は日本や中国などで昔から行われている伝統医療。長年続いてきた理由は、一定の効果を世間の人々が実感していて根強い人気があるからではないでしょうか。

また1996年に世界保健機関(WHO)で開かれた「鍼に関する会議」では、鍼灸の適応症として64もの疾患が提案されました。

大学や研究機関では臨床研究も行われ、有効性が認められた疾患もあります。

つまり一定のエビデンスも確率されているため、人々の施術に対する信頼も集めやすいと考えられます。

鍼灸院の集客がうまくいかない理由

鍼灸院の集客を成功させるためにも、まずは集客がうまくいかない理由を考えてみましょう。

筆者は以下の要因により、鍼灸院の集客がうまくいかないと考えています。

  • ターゲットを絞れていない
  • インターネットを使った集客を活用できていない
  • 技術力が不足している

以上の理由を一つずつ解説するので、ぜひチェックしてみてください。

ターゲットを絞れていない

ターゲットを絞れていないと、集客がうまくいかない可能性があります。

「ターゲットを絞る」とは、来院してもらいたい患者さんに向けて鍼灸の魅力をアピールすることです。

ターゲットを絞ると、鍼灸の魅力が患者さんに伝わりやすくなります。

たとえば、次のメッセージはターゲットを絞れていません。

「鍼灸を受けると腰痛が楽になる」

誰に向けられたメッセージなのかがわかりにくく、見た人が当事者意識を持ちにくいため、集客につながりにくいといえます。

そこで次のように子育て世代の主婦にターゲットを絞ったメッセージにすると、いかがでしょうか?

「鍼灸を受けると、子どもを抱っこしたり、台所の立ち仕事をしたりしたときの腰痛が楽になる」

このようにすると、お客さんが自分に向けられたメッセージと感じやすくなり、集客につながりやすくなります。

集客がうまくいかない場合は、ターゲットを絞ってアピールしてみてください。

インターネットを使った集客を活用できていない

現代はインターネットを使った集客は必須といえます。とくに集客に力を入れたい場合は、ホームページは持っていた方がよいでしょう。

なぜなら現代は、整骨院や整体院、他の鍼灸院など競合する施設の多くが自院のホームページを持っているからです。

ホームページを持っていると、チラシや雑誌などよりも多くの情報を患者さんに伝えられます。

一方でホームページがない鍼灸院は、伝える情報が限られてしまい集客で不利な状態になります。

とくに初めて鍼灸を受ける患者さんは、訪問前に鍼灸についての情報が得られないと、不安になって行くのをやめてしまうかもしれません。

またはホームページで鍼灸について多くの情報を与えてくれる鍼灸院があれば、訪問前の不安を払しょくできるため、そちらを選ぶ可能性もあります。

技術力が不足している

技術力が不足していると、口コミや紹介による集客が難しくなります。

鍼灸の技術力とは、次のような能力をさします。

  • 患者さんを安心させるような話し方ができる
  • 患者さんに負担の少ない鍼の打ち方ができる
  • 患者さんに適した温感でお灸ができる
  • 施術後の身体の状態を予測できる
  • 的確な通院指導ができる

つまり鍼を患者さんに刺す能力だけではなく、患者さんとのかかわり方も技術力に含まれます。

技術力が不足している場合は、実践を積んで鍼の打ち方からトーク術まで総合的な能力を高めることが大切です。

鍼灸院の集客で意識すべきポイント

鍼灸施術は肌に直接触れたり、鍼を体内に入れたりするため、患者さんが不安を抱きやすいといえます。

そのため患者さんの不安を払しょくするためにも、次のポイントを意識してホームページやパンフレットなどの集客媒体を作成した方がよいでしょう。

  • 肌の露出について
  • 衛生管理について
  • 鍼の刺激について

それぞれについて詳しく解説します。

肌の露出について説明する

とくに女性の場合、肌の露出について気になる人は多いものです。

実際の施術風景の写真を掲載するなどして、どれくらい肌を露出するのかがわかるようにすると、患者さんも安心できます。

鍼灸用の患者着を施術前に着用してもらう場合は、そのことについてアピールするのもおすすめです。

衛生管理を徹底していることをアピールする

鍼は体内に刺すため、多くの患者さんが感染などについて心配しています。

そこで衛生管理を徹底していることをアピールして安心してもらいましょう。

たとえば、次の点をアピールするとよいでしょう。

  • 施術前の手指消毒を行っていること
  • 高圧蒸気滅菌用のオートクレーブを使って滅菌処理していること
  • ディスポーザブルのシャーレを使っていること
  • 使い捨ての鍼を使っていること

鍼灸の施術者にとっては普通と感じられることでも、患者さんにとっては普通ではないことも多いものです。

衛生管理については、些細なことでもアピールしておきましょう。

鍼やお灸の刺激について説明する

鍼灸の刺激については、訪問前に説明しておいた方がよいでしょう。鍼灸は、痛みの少ない方法から痛みを感じる方法までさまざまな施術方法があります。

お灸についても、熱感で刺激を与えて効果を発揮する方法や患者さんのリラクゼーションとして程よい熱感に調節する方法までさまざまです。

一方で、患者さんの鍼灸に対する好みもさまざま。一般的には痛くなかったり熱くなかったりする方がよいと思われがちですが、そうとも限りません。

刺激のある鍼灸を求める患者さんも存在します。

そのため大切なことは、鍼灸の刺激について事前に説明して、自分が行う鍼灸施術について理解のある患者さんだけが来院する状態にしておくことです。

そうすることで、施術を受けた患者さんが不満を持つリスクを軽減できます。

鍼灸院におすすめのマーケティング施策7選

マーケティングとは商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。鍼灸院もマーケティングを意識して予約が入る仕組みを作ると、集客がうまくいきますよ。

ここでは、次に示す7つのマーケティング施策を紹介します。

  • 院内にパンフレットを置く
  • ポータルサイトに登録する
  • MEO対策を実施する
  • SNSで発信する
  • ホームページを制作する
  • ランディングページを制作する
  • YouTubeチャンネルを開設する

以上は筆者が実際に実施して効果があった方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

院内にチラシやパンフレットを置く

院内にパンフレットを置くと、既存の患者さんからの紹介による集客がしやすくなります。

たとえば、既存の患者さんが「友人に紹介したい!」といってもらえたときに、すぐにパンフレットを渡せる状態にしておきましょう。

そうすると紹介したい友人にパンフレットを渡してもらうことで、自分の鍼灸院をアピールできます。

まずは家庭用の印刷器で自作したパンフレットでも構いませんので、作成して受付に置いておくとよいでしょう。

資金に余裕がある場合は、印刷会社に依頼するとキレイなパンフレットを作成できます。

ポータルサイトに登録する

ポータルサイトに登録しておくと、集客につながることがあります。

たとえば「エキテン」は鍼灸院や整体院、整骨院などが利用することの多いポータルサイトです。

筆者も利用した経験がありますが、無料でも月に1~3名くらいのペースで新規患者を集客できました。

無料でも集客できる可能性がありますので、まずは登録しておくとよいでしょう。

MEOを実施する

MEOとは、Map Engine Optimizationの略でGoogleマップ上に自院が表示されやすくする施策です。

現在は「地域名 鍼灸院」と検索した場合、検索結果よりも上部にGoogleマップが掲載されます。

そのためインターネット集客をしたい場合は、MEOが欠かせません。

Googleマビジネスを設定すると無料で始められますので、ぜひ利用してみてください。

SNSで発信する

Facebookやインスタグラム、TwitterなどのSNSで情報発信すると、集客につながることがあります。

SNSも無料で利用できますので、症例やお役立ち情報などを発信してみましょう。

SNSから鍼灸院のホームページにつながるようにリンクを設置しておくと、さらに効果的です。

ホームページを制作する

鍼灸院で集客したい場合は、ホームページは必ず持っておきたいところです。

鍼灸を受けたことがない人にとって、体に鍼を刺す行為には不安を感じるかもしれません。

ホームページで鍼灸についての情報を伝え、患者さんの不安感をやわらげてあげましょう。

SEOで検索結果に上位表示させたり、チラシにQRコードを載せたりなどホームページの使い道はさまざまです。

安価に済ませたい場合は自作もできるため、実施して損はしない集客方法です。

ランディングページを制作する

一般的にはランディングページとは、縦長で広告に特化したページをさします。

ホームページとの違いは縦長でページ数が少なく、1ページだけで作成する場合もあります。

鍼灸院の特徴や口コミ、施術の流れ、料金、アクセス、予約フォーム、電話などの見込み患者が求める情報をすべて1ページで伝える点が特徴。

ランディングページで集客をする場合は、広告費を支払いリスティング広告などに出稿することが基本です。

リスティング広告とは、インターネットの検索結果の上部や下部に掲載されるページ。検索ユーザーの目につきやすため、即効性のある集客効果が期待できます。

YouTubeチャンネルを開設する

YouTubeチャンネルを持っておくと、集客につながる場合があります。チャンネルでは、セルフケア情報などの健康に悩む人に役立つ情報を発信するとよいでしょう。

セルフケアの場合は、文章で伝えるよりも動画の方が患者さんに伝わりやすいのです。

既存患者さんへのセルフケア指導としても利用できます。

YouTubeを見た人の中から、実際に来院してくれる人もいるため、施術の合間などに動画を撮影して投稿してみてください。

現在はShort動画で手軽に投稿する手段もあるため、1度試してみるのもおすすめです。

鍼灸院はやり方しだいで集客できる

鍼灸は、昔から人々に利用されてきた医療です。さらに現在では、世界保健機関(WHO)に認められたり、さまざまな研究機関で有効性が認められたりした施術法でもあります。

そのためポイントを押さえて集客をすると、多くの新規患者に来院してもらえる可能性があります。

今回は集客の方法についても紹介したので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

最新情報をチェックしよう!